a28dabf2.jpg
福ちゃん1


出版社:小学館

作者:やまさき十三
先ごろ更迭された通産大臣の後釜を選ぶため、自由党の最大派閥「真政会」の実力者‘七奉行’が「福之家」に集まった。彼らは煮詰まると、決まって交互にこっそり福の部屋を訪ね、膝枕をしてもらうのだった(第1話)。▼「真政会」ホープ、小川元太郎会長代行が、福の部屋で倒れた。病気ということを知られ、政治生命を絶たれることを恐れた小川は、福に「誰にも言うな」と頼むが、一番知られたくない角丸にばれてしまう(第2話)。▼入院した小川は、福に「あと一ケ月の命」と嘘をつく。見舞いに行き、嘘であることを知って怒った福は、新聞記者にそのことを言ってしまい、たちまち‘小川重病説’が永田町に広がって…(第3話)。●その他の登場キャラクター/角丸(第1、2、3、4、6、7、8、9、10話)、小川元太郎(第1、2、3、6、7、8、9、10話)、倉本武明(第1、2、3、4、6、7、8、9、10話)