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薄花少女2


出版社:小学館

作者:三浦靖冬
見た目はかわいらしいおんなの子のハッカ。しかし、中身は御年数えで八十歳のハッカばあや。ひとり暮らしのぼっちゃまをお世話するため、不思議な薬で体だけ少女になったという。少女と青年、老女と青年、どちらにせよ年の差共同生活は今日もにぎやかです。ハッカの故郷から送られてきたすだちで、晩ご飯はすだち尽くし。すだちシャンプーとすだち石鹸、香りはいかが?……「ハッカとすだちと」塾の先生をしているぼっちゃまの姿をみて、立派に成長したことを喜ぶハッカ。しかし、その晩、ぼっちゃまを叱りつけることになり……「叱られて」ぼっちゃまの生徒が家にやってきた。同居しているハッカと出会い……「雪の降る前」‘いみがわかりませんわ’そう言いながら鏡の前でファッションショーを……「春の足許」夏の夜の庭にただよう蛍のように淡い存在……「なつやみ」ハッカが見つけた一枚の写真。写っているのは妙齢の女性。ぼっちゃまついにご結婚?……「雨上がりに」一話読み切り形式、全6話を収録。